欠落

 楽しい現実があった後に1人の時間になった時 ふいに襲って来る巨大な虚無感

無力 逃れようのない放射能を浴びせられてじわじわ体の奥から蝕まれてそのまま死んでいくみたい

ずっと楽しい事だけ 楽しい時間だけが続けば良いと思うけど 地に足をつけて目を凝らしてみれば それはただの現実逃避でしかないし そんなことは分かっているし

溺れたい死にたい 苦しまずに息を引き取りたい

大きな問題として捉えている自分もいれば、一方でこんな事に頭を悩ませてしまうことが逆に相手の思う壺のように感じる自分もいて 虚しい 

小さな傷に焦点を当てて丁寧に丁寧に消毒液を塗るところから始めて治療するよりも

全体を捉えてもっと明るいこと楽しいことに目を向ければいい話 ということもわかる

でも今は楽観的にはなれない

1日経って思ったことは

もはや解決したい決着をつけたいとも思わなくなった このまま今の状態のまま放置していたい でもそれはやっぱりただの現実逃避にしかすぎなくて いつかは向き合わせになる時が必ず来るわけで

他に思うことと言えば

不快に傷つけられたぶん少し陰のある闇も自分の中に収められればいいなと思う

人間的な深みが増せばいいなと思う

存在をそのまま丸ごと消したいけど

まだそういかないのが現在の科学

どうやって決着つけようかなあ

嘘 つくか